人のお口の中は非常に精密にできています。それは、咬み合わせの高さを変えるだけで、全身のバランスが崩れることがあるほど。逆に捉えれば、適正にすることで身体の不調が改善されることもあるのです。当院では「心地良い咬み合わせ」を目指すことで、患者さんの全身のバランスを改善するとともに、健康維持のお役に立ちたいと考えています。
当院は、どんな症状にもより良い対処ができるよう、責任感を持って診療に取り組んでいます。また、当院で治療が困難な症例であれば、しっかりと対応していただける専門の先生を紹介しています。お口のことでお悩みがあれば、なんでもお気軽にご相談ください。
日本では健康維持に必要な治療には、保険が適用できるようになっています。もちろんそれ以上の見た目の美しさや機能性を求めるのであれば、さらにお金をかけて治療を行うこともできますが、それが必ずしもベストな方法とは限りません。当院では保険適用の範囲内でより良い治療ができるよう、日々研鑽を重ねています。
歯科治療を行うにあたり生じる痛みや恐怖。ある程度のことはあらかじめ想定することができます。しかし、痛みやつらさといった個人の感覚は、どうやっても共有できるものではありません。当院では、痛みや恐怖心を具体的に取り除き、安心感を持って治療に臨んでいただけるよう努力しています。患者さんのお話をしっかり聞き、専門家ならではの知識と経験をフルに活かした対応をお約束します。
歯ぎしりは自覚はなくても10人いれば9～10人が行っているといわれており、咬み合わせの微妙な違いで、良い歯ぎしりと悪い歯ぎしりに分かれると考えられています。そして、良い歯ぎしりは快眠を助け、ストレス解消にも効果があるもの。当院では、咬み合わせの不具合を改善することで「より良い歯ぎしり」を目指し、ストレスや睡眠の悪循環から抜け出すお手伝いも行っています。
| 院長名 | 田中 俊明 |
|---|---|
| 略歴 |
― 現在に至る |
院長インタビュー
歯科医師として気をつけていることは？
歯医者さんに「痛い・こわい」といったイメージをお持ちの方は多いと思います。つい敬遠してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、お口のトラブルをそのまま放置しても、悪化することこそあれ、自然と治ることはありません。ですから、少しでも通いやすい歯科医院を目指して、患者さんの身体の負担、心の負担をできるだけ軽くする「痛くない治療」に取り組んでいます。
咬み合わせにこだわっているのはなぜですか？
もともと、自分の咬み合わせが良くなかったんです。姿勢も悪くて、首や腰、膝の痛みを抱えていました。それで、もしかしてこれは咬み合わせが影響しているんじゃないかと考えるようになり、腕の良いと評判の先生に咬み合わせ治療をしてもらったところ、姿勢が自然と良くなり、身体の痛みまでなくなったんです。この経験で「あ、これだ！」と感じました。その後は、著名な先生の講演を聞いたり、文献を読んだりの毎日です。研究を重ねるたびに、改めて咬み合わせの重要性を実感しています。
地域の患者さんが安心して、気軽に通える歯医者さんでありたいと思っています。歯科技術を磨き、豊富な知識で治療にあたることはもちろん、話しやすい、なんでも相談しやすい雰囲気作りを心がけています。歯の心地良い咬み合わせと同じく、患者さんと歯科医院の間でも、心地良い咬み合わせのような関係を築けたら一番ですね。
たとえば、当院では地域貢献の一環として、学生の皆様にスポーツマウスガードを材料費のみで作成しています。口腔内のケガを防いだり、歯を食いしばって力を入れたり、スポーツでは咬み合わせが非常に重要。スポーツマウスガードの使用をきっかけに、歯並びや歯の健康の大切さを知り、定期的に通われている患者さんも多いんです。
サイトをご覧のみなさまへのメッセージをお願いします
お口の健康は身体全体の健康につながります。今は何の問題もなくとも、将来起こり得るトラブルを防ぐために、予防歯科の受診はとても大切です。また、身体の不調が咬み合わせを改善することで良くなることもあります。どんな些細なことでも結構ですので、気になることがあれば、お気軽に当院へご相談ください。一緒に、健康な歯、健康な毎日を目指しましょう。
当院では、地域医療の一環として、訪問診療（往診）を行っています。個々のご自宅での治療はもちろん、介護施設での定期検診もお受けしています。院長はケアマネージャーの資格を持っていますので、介護の知識も豊富です。通院が難しい患者さん、そのご家族の方、施設の方など、歯の治療でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。患者さんの状況を親身になって考え、こわくない診療を行います。
